IPPONグランプリ 開幕戦

至福の2時間でした。大喜利って何て素晴らしい文化なんだろう!大喜利を作ったこの世の誰かありがとう!ほんと大喜利ができる芸人さんは更に好きになってしまいます。この1年間の私の中でナンバーワン番組は「ぜんぶウソ」なんですが、この番組もタイになりました。あ。誰も聞いてないですね。


企画的にダイナマイト関西とほぼ近いわけですが、あちらは1対1ですからどうしても考えてる「間」ができる。その間だったり、解説を楽しむのがあの大会の醍醐味な訳なんですが、この番組では予選を5人にしたことでぽんぽん回答が飛び出したり、うわ、あと1点!!みたいなハラハラ感もありテレビ的な面ではこちらのが向いてますね。
それから松ちゃんの解説はやはり素晴らしく、「もっとはじめの方に出していたらよかったかもしれませんね」「言い方を〜にすれば良かったかも」などというわかりやすい解説もとても良かった。最初チェアマンかよーと思っていたけど、確かにこのメンツの中で出場してしまうとちょっと違うかもと思いました。決勝には出て欲しい!
あとは松ちゃん本人の回答が見れるとは思ってなかったので嬉しかったけどもっと見たかった。


メンバーで、ちょっとだけ心配だったのは若林氏と有吉だったんですが、2人とも良かったです。特に若林氏は大健闘でした。普段なかなか話に割り込んでいけない部分がある人見知り若林氏ですが、ボタンを押すだけでいいってのが良かったのかなとw特に松ちゃんと答えが被るってのはちょっと嬉しかった。あとは徳井が意外に健闘した感じ。ナベアツとかはもっと真面目にやればいけると思うけどwでも一番笑ったのはナベアツの
「テレビをパッとつけたらいつもこの場面。何?」
「欲望と規制の間で戦い続けるテレビ東京の勇姿」
でしたけどね。松ちゃんの「それはお前がテレ東つけとるからやろ」ってツッコミも込みで、言い方といいタイミング(3人が6本で並んだ残り1分のタイミング。ちなみにナベアツは3本)といい最高でした。このお題は全体的に好きだった。ジュニアはテレビっ子だけあって上手かったですね。


設楽はちょっと活躍できなかったけど、明治時代ぐらいの人たちが紙を見ながら話しあってるイラストで「何を話しあっているのでしょう」っていうお題での
「俺たちの武器はもう青ウメしかねえぞ!」
ってのもなんかじわじわきてしまいました。青ウメ!どんだけ切迫した状況なんだ。


今回ちょっと残念だなーと思うのはやっぱり結構様子見な感じが出てしまったところかと。あとはちょっと一本取るまでの時間が長かったりするのがダレた。最後にちょこちょこっと点数が増えるのは欽ちゃんの仮装大賞にしか見えない。
でもやはりバカリズムはすごすぎました。1人だけペースが違いすぎる。絵も上手いし、このメンツ見たときに優勝候補ではあったけどまあ優勝はジュニアかなーと思ってたんですが、圧勝でした。
まだあと4回だっけ。あるみたいだけど、全部の回で違うメンツ出すのでしょうか。そんなに大喜利ってできる人いるか?
とりあえず板尾、キム、若竹さん、次課長井上、久馬さん、有野、サバンナ高橋、板倉、ジャル後藤、笑い飯西田…この辺りは見たい…ってかだからそれならD関西見ろと(ry
あと見たこと無いけど華丸大吉の大吉は向いていそう。ブラマヨはどうなんだっけな…。バナナだと実は日村のが得意みたいだし、ムードメーカー的に小木さんとかを入れてもいいかも。コバケンとかも見たいけどそれは無理だろうな。


なにはともあれ楽しい2時間でした。


オープニングがかっこよすぎです。
http://www.youtube.com/watch?v=grpfCrGR7Dg




ついでにIPPONの感想書いてるブログさんご紹介
http://d.hatena.ne.jp/nico-at/20091227/p1
IPPONグランプリ - 超低空飛行
2009-12-29
IPPON GRAND PRIX - ぼんくらにっき
IPPONグランプリ 2009/12/27 - 時々てれび日記
あれ、思ったより見つからないぞ…。