/スティーヴンキング
- 作者: スティーヴンキング,Stephen King,芝山幹郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1998/07/01
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- 作者: スティーヴンキング,Stephen King,芝山幹郎
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なんかもう流石としかいいようがない。本人たちはほんの少しのいたずらでも、(それでも犬殺すとか、いたずらレベルじゃないが)それがもう最後には大惨事になっていくっていうのはかなり読みごたえがあった。
前編で女性二人が刺し違えるところがあるんだが、かなりエグい。
しかし何にもまして気持ち悪くなるのは最後ポリーが蜘蛛と格闘するとこだ。やっぱりキングの文章が詳細で、その様子が目に浮かぶから尚更気持ち悪いっつーか、かなり引く。最近ずっと蜘蛛を見るたびその箇所を思い出して吐き気が…。ポリー、その格闘のあとアランのとこに行かなきゃとか言うがとりあえず、口をすすげと思った。
どうでもいいですが女性がキレると皆口が悪くなるのがなんか洋書という気がした。
いろんな人がいろんなことになったけど、ブライアンのところが一番辛いな。子供が背負うには重すぎる。可哀想過ぎる。でもなんでゴーントがそれぞれの好きなものがわかるのか、とか気になってたのに最後にあんな展開になりちょっとがっかりしたけれども。まあ仕方ないか。
ところでこの話は「キャッスルロック(キング小説で良く出てくる町)最後の物語」らしい。
最後の物語を最初に読んでしまったのですが…。