悪の教典

席が空いて無くて、前から2列目で見たんだけど、あまりに画面がでかすぎる上にそれなりのグロなので観終わった後マジで気分悪くなってトイレに籠りました。ネタバレあり。
 
 
全然原作知らないで行ったので、もっと知的に一人ずつ殺していくんだろうなーと思ったのに後半は大殺戮劇だったので驚いた。原作見た人からするとハスミンはもっと狡猾な感じなんだろうけど、ミスにミスを重ねてヤケになったようにも見えてしまい、あまりそれも感じられず、ただ一匹ずつアリを踏み潰す映像を延々見せられたようなイメージで、ちょっと残念でした。あれではただのパニックムービー…生徒の死に方に個性がないのがなー。確かにあれだけ生徒が居ればどうしても背景描くのは難しいのでしょうが、立ち向かったりする人とかいてもよいのでない?原作にはいるんだよね。
この後味悪いとことが面白いんだろうなあ、とわかるし、そういう後味悪い映画って嫌いじゃないのにどうしてだかあまりしっくりきませんでした。
伊藤英明は良かったですけどね。確かになんか裏がありそうな感じに見えるしw海猿の次にコレ、っていうギャップもよかった。
 
ちょっとクスっときてしまったのは
○女生徒との絡みはないのに林遣都の絡みは割と長尺。
○「こんなとこにいられるかよ!」というわかりやすい死亡フラグ
伊藤英明の全裸懸垂
○エンディングがザイルさん
で、何より山田孝之がパンツの匂い嗅いで「ミヤ?」というシーンがアホすぎて笑っちゃったよ。言い方ヨシヒコだし。
なんでそこに笑い持ってきた?後半にシリアスなシーンが続くのに山田孝之が一服の清涼剤でした。