LIAR GAME -再生

今回は戸田恵梨香は出ず。代わりに多部未華子
秋山は心理学の大学教授になっていて、多部ちゃんはその生徒でした。
以下ネタバレあります。
 
 
冒頭はスピンオフ「フクナガvsヨコヤ」のラストシーンからつながっており、キノコの高笑いから始まるというファンにはわくわくするOP。だがしかし今回はそのシーン以外ヨコヤも出てこず、キノコは事務局側に回ることになり、いっけいと二人でモニターにて鑑賞。ゲームには参加していない。むむ、つまらん…
 
そして今回の多部ちゃん演じる「篠宮優」は…なんだかなー多部ちゃんの可愛い部分全然出てなかったなー。多部ちゃんて撮り方次第で可愛さが全然変わるからぁー。
優の卒業校は「帝都大学」ってぐらいだから、多分頭いいんだよね?秀才キャラだと思ってたのに片鱗見えずで、なんで優がライアーゲームの参加者に選ばれたのか、いまいち不明。
ただ途中で怖くなって秋山を裏切るなど、馬鹿正直な直との差を描いてたのは面白かった。直の場合は性格もあるし、最初の簡単なゲームの頃から秋山に助けられた経験もあるから秋山のことを信じられるのであって、ほぼ初対面の優がツンデレ秋山に不信感を抱くのは仕方ない。途中直みたいに「みんなで助かりましょう!」っていう流れになり、「結局ライアーってそこを結論に持っていくしかないのかなあ」と思ったら裏切られるという展開もまた良し。
今回のイス取りゲームは他のゲームに比べて比較的わかりやすくて面白かったんじゃないかなー?
まあただ相手が桐生(新井浩文)以外ほとんどザコだったけどなー。要潤とか、もっと活躍すると思ったのに完全にただのガヤだったし。フナコシもせっかくカルト教団の教祖というオイシイキャラなのに見せ場不足で残念。(「トリック」でヘンテコ教祖に慣れすぎている)
しかし新井浩文さんはモテキの島田で初めて知ったんだけど最近ほんとよく見る。もともと映画たくさん出てた人なのね。
 
そして秋山さんですが。も、色気!色気が漏れすぎてて辛い!!
ずっとゲームを棄権してた秋山がドアをバーンって入ってきた瞬間は、腰砕けるほどのかっこよさでした。ステキーやだー。そんで最後桐生に勝ったときにその近くに行って、冒頭桐生に挑発された台詞をそのまま返すわけ。耳元で。耳元で!やーん!映画がどんなにクソでもキノコと秋山さんのツンデレが見れれば、私今後も見に行っちゃう気がする。あ、そういえば最後キノコが全員救済エンドみたいなところで涙ならぬ鼻水をポロっと流してて、そのポロリのタイミングがすんばらくして笑っちゃった。常々キノコはホリケンに似てると思ってるのですが、ホリケン独特の「はい」(厳密に言うと「ほぉい」)の言い方がまたホリケンらしく。寄せた?
 
あと話題になってたアリス芦田愛菜ちゃんは台詞が難しいのもあって、さすがに違和感があった。参加者の一人にしてみんなが子供だと思ってナメてたら突然とんでもない頭脳プレー見せて「キャハハハ、ユウちゃんってほんとバカだぁー^^」とか言われたらシビれたのに。今回はフクナガや仙道みたいな「ほんとにバカだよな!」的な派手な裏切りがなくちょっと消化不良でした。エミはまあ裏切ったけど、勢いがなかったっつーか。フロムA子先輩が高笑いでもしてくれたら楽しかったのになー。
 
今回一切直の話が出てきませんでしたが、秋山さんが優への対応が直へのそれと違うのとかもニヤニヤしたり、あと教授になってるのも直を養ってくためなのかなーとか思ったり、ネットの感想で「あの秋山が全員救済ラストを仕向けるなんて直の影響に違いない」とか書かれてて、いろいろ妄想できたので別に大丈夫でしたw
トダエリヲタだし、直も可愛くて大好きだけど、さすがにそろそろ直は卒業かなーと思うね実際…。
あっ。あと今回も中田ヤスタカさんの音楽よかったです。