R-1ぐらんぷり2009

結論は一言。
R-1はやはり日曜の夕方にひっそりやるべきである。


漫才に比べてやっぱりピンって地味だと思う。
だって1人でやるんだもん、限界があるでしょ。
それをM-1と同じように夜に生放送で華々しくして、ゲスト呼んで(しかも菊川玲とか松本明子とかどういうセンスだよ。これはM-1も似たようなもんだけど)大物の審査員に点数つけさせる方式が間違ってる。
あと鳥居みゆきがあの時間では本領発揮できなさそうだしw


審査員に何故か江川達也とかがいるし、点数はインフレおこしすぎ。清水ミチコの100点てある意味面白かったけど、全部見る前に100を付けたらもう終わりになっちゃうからなあ。M-1みたく2段階の決勝でもないから、なんかもうバカリズムがエハラに負けて優勝がもう出来ないっていうことに一気にテンション下がってしまったし。
メンツ見ると、歌系、踊り系(当てぶり)、漫談、シュール、フリップ(スケッチブック)芸、あるあると満遍なく(バランスよく)揃ってた感じがあって決勝までの審査も若干気になる。勿論芸人さん自身が被らないようにしたってのはあると思うけど。
流れ的に、最初2組まあまあ→バカリズム面白い!高得点!→エハラも結構いい!→やばい!僅差でエハラが1位になってしまった!点数入れすぎた!→点数抑える→結果、エハラを誰も超えられない→グダグダ→このままではエハラが優勝してしまう→まずい→とりあえずトリの中山優勝させとけ! …っていうようにちょっとだけ感じたり。



でもやっぱりマスノはすごい。
土地を「持つならこうだ」っていう発想が独創性があるし、あれは彼にしか出来ない。
負けた後のコメントも「500万円をどうやって持つか考えてました」ってのがまた。
3番じゃなくてもっと後に来てればもうちょっと点数変わってた気がする。ネタの出来とかじゃなくて今回はR-1のシステムに負けた感だなー。
鳥居みゆきの「(審査結果見るのは)いいですよぉ〜」「じゃあ水谷豊さんのだけお願いします」「12位以内に入りたかったんでよかったです!」(だっけ?)っていう3コンボは面白かった。


とりあえずマスノの見たことなかったネタが見れたので、それで満足ってことにしよう…。
そうしないとなんかモヤモヤが残る。