死にぞこないの青

乙一原作の映画です。

原作:乙一死にぞこないの青」(幻冬舎刊)
監督:安達正軌
出演:須賀健太谷村美月城田優


「先生が作ったルールから、おまえは逃げられない…」
気の弱い小学6年生・マサオは、生き物係りを決めるできごとがもとで、新任教師・羽田に嫌われてしまう。それ以来、羽田は何かにつけマサオを攻撃し、クラスメイトたちも、マサオいじめに興じ始める。みんなからゴミ扱いされ、一人ぼっちになったとき、マサオの前に現れたのは、全身真まっ青の不気味な少女・アオ。傷だらけで、片目方耳はつぶれ、白い拘束服着たアオは、やがて教室中を恐怖に陥れていく。いつしかアオの残虐性に、マサオ自身も取り込まれて行き…。「先生を殺せ。でないとおまえは一生このままだ」アオの囁きに、羽田殺しを決意したマサオだが、そこには思いもよらぬ試練が待ち受けていた!
(C)2008『死にぞこないの青』製作委員会

今これって関東では渋谷の短館上映なんです。
で、この話って確かにちょっとホラーっぽいんだけど、そこまでホラーでもないんです。別にアオが何かするわけでもないし、少年の成長物語とも言えるし。なのになんかホラーと捉えられたのか、映画館いったらポスターとかが大体全部ホラーで予告もほとんどホラーなのね。ホラーものを多くやってる映画館のようで。
「食人族」とかタイトルだけでこえーよwあと「フロンティア」ってやつも食人一家の話らしくて予告超こわかったわ…。


っとっとっと、話がずれました。うーんうーんうーん、とりたてて面白くはなかったというか…別に悪くもなかったけど…。
この作品て文字で伝えるのがベストな作品だと思うんですよねー。
あといじめる羽田先生側からも描いてて、羽田先生サイドのことっていうのは見た人が想像するものであって、あんまり詳しく語るべきものじゃないと私は思うのですが。
あんまりミスリードもうまくいってなかったしな…。


でも今回はしろたんが酷い教師(イジメたり殴ったり)の役で、まーこんな役よくやったなっていう印象。かなり出番も多くて頑張ってました。あのひと背でかいし、風呂場で須賀くんを蹴るっていうか踏みつけるシーンがすげー痛そうだった…。しかもクレジットが一番最後でびっくり。


そんであんまり詳しい情報知らずに行ったんだけど、
友情出演にまさかのカッシーがあああ!!少年のお父さん役ーー!
出番ほとんどないんだけど、ものすごいテンションのあがりようでした。
とりあえず城田優ファンは劇場へGO。