ナンシー関の「大ハンコ展」に行って来た。

むちゃくちゃ混んでました。
作ったハンコがびっしり置いてあり、仕事場再現やらコラムの一部が展示されてたり、縁の深い人からのコメントも多数寄せられてた。ハンコは5000点以上置いてあったようだ。だけど一箇所にまとまりすぎてて全然列は進まないし、何かもっとやり方なかったのかなあと思った。
お値段は驚きの300円でした。かなり安い。


私もテレビ好きだし色んなものの感想なんかをこうしてちまちま書いていますが、ナンシー関の影響は少なからず受けていると思います。この人のテレビ批評は天才的です。そして誰よりもテレビを愛していた人です。(ビデオデッキ4台あったらしい)
誰もが心のどこかでなんとなく違和感に感じてる(でも違和感だということに気付いてない)ことを簡潔に(時には一言で)ずばっと表現してる。
西田ひかるの誕生日パーティーとか。
中山秀征の存在価値とか。
今生きてたらあの芸能人のことをどう批評しただろうかとか思うことがあります。



水道橋博士のコメントにこんなのがありました。うろ覚えですけど。
「僕もナンシー関も上京のきっかけはビートたけしでした。だけどナンシーさんは『ビートだけしをもネタにする覚悟がある』と言っていて、僕にはできないなと思いました」


ハンコ展は明日まで。お時間ありましたらぜひどうぞ。
ついでに「テレビ消灯時間」などはお暇なときに手軽に読めて面白いのでぜひこちらもどうぞ。そういえば、とくダネ!の小倉さんのハンコの台詞が「どうなのデーブ」だったのが笑った。