乙一「傷」映画化

俳優の小池徹平(21)が映画「KIDS」(08年2月公開、荻島達也監督)に主演することが26日、分かった。同作は「きみにしか聞こえない」の人気作家・乙一氏による80万部超えのベストセラー短編小説「傷−KIZ/KIDS−」が原作。小池は05年「ラブ☆コン」以来、2作目の映画主演。「人の傷を自分に移し、自分の傷を人に移す」ことができる特殊能力を持つ少年・アサトを体当たりで演じる。

 徹平が新境地に挑む。今作で演じるのは「人の傷を自分に移し、自分の傷を人に移す」ことができる特殊能力を持つ少年・アサト。子供のころに負った心の傷をトラウマとして持ち「人の涙ではなく笑顔を見たい」そのピュアな心で、自らの体に傷を移し続けていく。難役への挑戦になるが「この映画で、皆さんの心の傷を癒やせたらいいと思う」と意欲を見せる。


小池徹平玉木宏乙一…!
夢のコラボキタ*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*!!!!!



この話は正式には「傷-KIZ/KIDS-」というタイトルで傷とキッズがかかってる話で、要は子供2人の話なんですよね。
子供2人が子供なりに現実の辛さとか厳しさとかに直面しながらそれでも強く生きていく話なので、大人にしてしまった時点でもう台無しで、しかも「きみにしか聞こえない」と同じ監督ということで正直微妙。
けど、アサトは感情と表情が別物というか、強い一面と脆い一面が見え隠れするような難役だし、徹平が演技において成長してくれそうでファンとしてはとっても楽しみです。
でもこの話痛々しくて苦手なんだよなー。
年齢的にも丁度いいし、「未来予報」とか「子猫のアレ」だったらボロ泣きする自信があるのに。



最近乙一は「死にぞこないの青」「GOTH」も映画化が決定していて、なんだか大変なことになっている。けどあの世界観を出すのは難しくて大体がっかりするので、あんまり映画化は楽しみじゃないんだよな。
特に「GOTH」なんて叙述な部分多いし。どーなるんだ。