U-1グランプリ case01「取調室」

マギーが脚本演出するコントライブを見てきました。
出演はマギー、佐藤二朗、八十田勇一、つぐみ、福田雄一、平成ノブシコブシ。
つぐみちゃんと福田雄一さんは知りませんでしたが（福田さんは正直しんどいなどの構成作家らしい）、佐藤二朗、八十田勇一なんかはコメディも面白い役者さんだしノブシコブシも自分にとっては良く知っている芸人さんなのでまずメンツに惹かれましたが、なによりもマギーが久々に書くコントなんて絶対見たいと思い行って来ました。

場所は新宿のシアタートップス。キャパ150〜200人くらいのちっさいところで驚いた。そこにいっぱいいっぱい詰め込みすぎて、一番奥の席のお客さんが来ると全員が一旦横に出るかイスの上に乗らないと通れないほど通路が狭いっていう。

で、実際の感想は。んーと、面白かった。です。芸人で若いノブシコブシはともかく八十田勇一が変な服着てダンスとか、佐藤二朗へのムチャ振りとか。平泉成のモノマネを八十田＆マギーがやってたのが似ててウケた。私は一発目の説明下手なコントと、佐藤二朗が奥さんに振り回されてるコントがすごく好きでした。スピーディーな舞台転換。ラストではシニカル…に見せかけてのオチなんかもマギーらしく。
ただ残念なのは女子がつぐみちゃんしかいなかったので、ハマる役もハマらない役も女の子の役は全部彼女にフられていたことと、舞台上の狭さから動きに制限が出ていそうなこと。コントとコントの関連があるものがもうちょい見たかったかな。ノブシコブシは思ったより頑張ってたなー。

全体的には面白かったし、色んな種類のコントがあって良かった。
…ただ。
やっぱりマギーの書く脚本に期待を大きく持ちすぎてしまっていたようです。面白かったけど、どうしても物足りない。一番最後の方で、佐藤二朗が鳩の頭と両手に羽つけて鳥の姿で入ってくるんだけどどうしてもそのカッコ明水思い出したワタクシ。児島雄一として作るジョビジョバでのコントと、マギーとして作るこれからのコントは違うもので、前と比較するのも筋違いだともわかってるんですけど。

とかなんだかんだ言いましたが十分面白かったですよ。今更だけど！当日券もあるしヒマな人は是非に。