みんな昔はリーだった

結局お財布と相談…というより軽く喧嘩別れしながらも今日見に行ってきました。
リーってのはブルースリーです。
ブルースリーが流行って、昔はみんなブルースリーのモノマネしててリーだった、っていうそんな意味。
ですので「現在」ベースにしてブルースリーが流行った「過去(中学時代)」に時々回想しながら話が進んでいく感じ。


まず最初に思ったのは、客が異常にあったかい。
前説で大して面白くないところから「どっ」という笑いが起こる。
なんかその時点で軽く自分が付いていけないような空気を感じたりもしましたが。
で…やはりブルースリー世代じゃないのでちょっとわからない小ネタが結構あったかなーっていうのが残念です。
あと、堀内さんは基本的に噛み噛みの人だし、あと福岡弁の池田さんもちょっと台詞何言ってっかわかんない部分があり、あココ何か面白いこと言ったんだろうなと思っても伝わってなくてちょっと残念でした。


全体的な感想としては…ノスタルジックで特にラストシーンなんかはなかなかぐっと来たんだけど、7500円と言われるとちょっと高いかなーって気がしたかな。途中でオチっていうか板尾さんが誰だかわかっちゃったし。
爆笑した箇所って一個もなかったってのも残念。
これが4500〜5000円くらいなら結構良かったって言ってると思ったり。


キャストに関しては…板尾さんがいい味出してました。
元からの飄々としたキャラがうまくハマってて良かったです。
あと瀬川亮くんがなんか良かったです。
オドオドしてて存在感ないようで、でもいなくなってみると寂しいっていうキャラにぴったりというか、そのままの感じで。なんか引き付けられました。
京野ことみはあれ誰が演出入れたんだか自分で考えてやったんだかわかんないけど、ところどころ動きとかポーズ?が変ですごく違和感というか無理してる感があったかな。
あと大王はちょこちょこ出てきたけどオイシイのわかっててやってるのがずるいと思ったからスルー(笑)


そしてホリケン。なんかポスターとかでも中心に移ってるし、カーテンコールも真ん中にいたんだけど…別に主役っていう感じじゃなかったな。主役のうちの一人ではあったけど、むしろ主役は板尾さんだった気がした。
しかし、寂しがりでお調子者でドジというキャラ設定はホリケンのためにあるようなキャラクターで生き生きしていて良かったです。
しかし残念なのは、やはり他人の脚本・演出だからか、芝居だからか、初舞台だからかアドリブででもあまり突飛なことをやってくれずにホリケンワールド全開じゃなかったのが残念です。
以前千原ジュニアが芝居出たときは全部自分の方に持って行くぐらいのパワーがあったんだけど、そこまででもなくて、まあ状況も違うし普段舞台っぽいコントが多いジュニアと一緒にするのもなんですけど。
カーテンコールで一発ギャグ一個くらいやって欲しかったな。ナグラタンも見に来てた回みたいだし。


しかし、ホリケンは動き回って跳ね回って楽しそうにやってたし、それより何より他の人が黒とかグレー系の服着てるのに一人赤とかオレンジとか青とか…


原色が普通に似合う36歳。


可愛い。どうしようってぐらい可愛いです。惚れ直しました(何)
とりあえずホリケンはいろんなことにチャレンジしてどんどん吸収してコントとか作って欲しいと思っているので、今回の出演はかなりプラスになったんじゃないかと感じました。
パルコ劇場でマイクなし、今月の30日まであるようなので公演声からさないで頑張って欲しいなーと思います。


潤ちゃんと泰造の花が対なしてるっぽくて可愛かったので思わず激写。