都会のシェイクスピア/劇団ひとり
- 出版社/メーカー: Sony Music Direct
- 発売日: 2006/09/06
- メディア: DVD
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メインは3人のキャラクター達の日常を追ったドキュメンタリー風。
好きになった女性を探しに中国からやってきて電柱に似顔絵を張りまくる中国人。
プロボクサーを目指しているが口だけで実際むちゃくちゃ弱いボクサー。
ある目的の為に山頂に登ろうとする全然オーラのない芸能界志望の男。
時折よくドキュメントにあるような「Q それについてどう思う?」みたいなテロップが出たり、ナレーションの感じもいかにも昼の2時とかにやってるような人間観察系のドキュメントっぽい。
ボクサー取材する人の意地の悪いコメントが何気に結構好きだった。浜辺で追い抜いちゃったり。
ただチューレン(中国人)の追いかけてた好きな人がいかにも芝居くさい演技をしていて、他がもっとナチュラルな分浮いてたのが残念だったのと、ラストをハッピーエンドっぽくしすぎかなってくらいで、そこに至るまでの3人の生き様?も面白いし、笑いどころも多々あり非常に良かったです。
企画からすべて川島がやったことにも感心する。
しかし落ちてるときに見なくてやっぱり良かったです。
「チューレンバカだから、(生き方とか)間違えてばかり…」って台詞は来たよこれ。マジ。
更にそれ以外に単独ライブのコントが数本入っている。これもそれぞれかなり素晴らしい。
最初のコントの肩透かしの感じとかもかなり好きだったが、一番最後の姥捨山?のコントで子ババ、親ババ、侍と主人公の4役見事に演じわけながらスピード感溢れるシーンを繰り広げておりその演技力に圧巻。
カツカレー…いやひとりはホントにすごい。素直に感激したし3900円、充分元取ってる。都会のナポレオンも買おう。