I’m sorry,mama./桐野夏生

I'm sorry,mama.

I'm sorry,mama.

物語の大半は殺人犯アイ子目線で進んでいく。
語り口は軽快なのだが、それが逆に恐ろしい。
でもそんなあからさまなのに今までバレなかったのかと思うとちょっとリアリティに欠けるなという気もする。
(物語自体リアル求めるような日常的な話でもないのだが)
1章の最後急に家にやってくるアイ子がものすっごい恐くて、ラストより印象に残ってしまったのだけちょっと残念。