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以前ミクシに載っけていた「うそっこ漂流日記」
見れなくなって残念とか言ってくれるひとがいるので一覧で載せておきます。
今後気が向いたら続けるけど未定。
うそっこ漂流日記 漂流１日目
始めまして。高橋といいます。
暇なので今日から日記を書こうと思います。
何故暇かと言うと、
ちょっと最近無人島に漂流しました。
乗ってた船が難破したんですよ。
そんな私がどうやってパソコンで日記を書いてるかと言うと、まあ秘密です。
とりあえず、遭難したのは私入れて４人。
わたし以外には、
友人の冬子。（元ニート）
同じ船に乗ってた、高校生男子らしい二人組。ハルとナツ。
とりあえず漂流した経緯などは明日以降お話していきますので宜しくお願いします。
うそっこ漂流日記 漂流二日目
こんにちは。
ええと、まず私と冬子が何故船に乗ることになったかということをお話しておきたいと思います。
冬子は高校卒業後、ほぼ引きこもりの生活を送っていました。
家で何してるかっていうとゲームとか、ネットとか、特に冬子が好きなのはアニメや漫画で、
それを見て楽しんだりとか二次創作などをして楽しんでいました。
そういうのもよくないだろうと思い、今回旅行を計画したのです。
その途中、船が思いっきり陸橋の柱に衝突、そこから船が壊れ船が沈んでしまったのでした。船長前見ろよ。
こう書くとタイタニックのような感じもしますが、幸い日中だったことやその日が温かかったことなどからなんとか見知らぬ島まで泳ぎつくことができたというわけです。
とりあえず、今からさっき知り合ったばかりの高校生ハルとナツにコンタクトを取りたいと思います。
ちょっとかっこいいから、冬子のテンションが上がっておりますが、
ぶつぶつ独り言言いながら「萌えー」とか連発してるので私ちょっと恥ずかしいです。
それではまた。
うそっこ漂流日記 漂流三日目
そういうわけでハルとナツという人にコンタクト取りました。
春沢と夏野というらしいです。
春沢、夏野、そして冬子。
あれ、わたしだけ仲間外れじゃね？
春沢って方は割と常識人ぽい大人びた子で、
夏野って方は、どっちかっつーとぽやーっとした天然。
二人とも高校生で、ふと思い立って学校サボって温泉に行こうとしたらしいです。
最近の高校生の思考回路ってわかんない。
でも二人とも割とマトモな人で安心しました。
しかもちょっと二人ともかっこいいんだわコレが。
ま、私の好みは児玉清さんみたいな人なんで、高校生なんて圏外ですけどね。
しかし冬子が春沢×夏野でＢＬ小説書き始めようとしてます。
誰かアイツを止めてください。
とりあえずは島内の状況把握と食料調達！今から手分けして島の中を歩いてみることにします。
それではまた報告します。
うそっこ漂流日記 漂流四日目
どうしよう。マジで。
今この島、ヤバイっぽい。
さっき手分けして島内を散策したわけです。
確かに昨日から、変な音とか聞こえるなって思ってたんですけど、今この島内、
間違いなくバトルロワイヤルやってるし！
さっき放送流れてたんで間違いないです。
でももう終盤らしく、禁止エリア増えてるみたいで、
私らが最初にいた方は全般的に禁止エリア。
一応彼らが逃げるときに忘れていったらしい食料などＧＥＴ。
果実の木とかあるし、結構魚も泳いでるし、前誰か住んでたらしい家も見つけたし、ひとまずは安泰かも。
とりあえずバトロワ終わるまであまり歩き回らずひっそり暮らさねば。
間違って殺されたらかなわん。
うそっこ漂流日記 漂流五日目
とりあえず食料調達終えて帰ってきました。
さっき魚とか貝とか焼いて食べました。
ついでに冬子が書いて見せてきた春沢と夏野のＢＬ小説も燃料にして燃やしました。
こんなことに時間費やしてる暇あったら食料持ってこいアホ。
今後のことについてですが、まずバトロワの本部たちに助けを求めるというのはやめようということになりました。
やはりちょっと関わりたくないですし。
んで夏野が「昔電波少年でこんな企画あって、イカダ作って脱出したよ」と言うので、
当面の行動はイカダの為の木集めになるかと思います。
あー風呂入りたい。
やべ、明日のアタック２５見れなくね？
児玉清さんの「アタック、チャンス！」が聞けないなんて、結構凹むんですけど。週に一度の楽しみなのに。
あー児玉清さんに会えないかな。アタック２５出ようかな。
…やばい、極限状態で考えが違う方向行ってました。すいません。
つか、あの高校生二人元気ありすぎます。
キャッキャ言いながら今も海辺で遊んでるし。
私も含め、まだ漂流したっていう現実感ないのかもしれません。
そろそろ疲れたので寝ます。児玉清さんの夢でも見ようっと。
おやすみなさい。
うそっこ漂流日記 漂流六日目
とりあえずしばらくは木材集め。
重たいものなので、基本的には高校生コンビに任せてこっちはこっちで食事の用意やらなんやら。
帰ってきた高校生コンビを出迎えた私達の目の前に信じられない光景。
…高校生男子が一人増えとるがなー！
しかも首輪つけとるがなー！
ここ禁止エリアちゃうんかー！
しかしなんだ、高校生は若いというかなんというか。
またしてもキャッキャ言いながら３人で戻ってきた。
３人で木運びながら、一人が木にまたがって「だんじり祭り〜」とか言ってゲラゲラ笑ってんの。
ついていけねー。児玉清さんみたいなダンディズムメンズ希望！！
隣で冬子だけ「きゃっ、三角関係モエス」とか言って原稿用紙握り締めてるけど完全無視。
とりあえず話を聞いてみることにします。
高校生らがだんじりとかアホなことやってっから、一向にイカダ作りがはかどりません。
来週の日曜までには家に帰りたいんですけど私。
うそっこ漂流日記 漂流七日目
首輪つけた高校生…と書くとなんかエロちっくですけど、要はその男子、秋庭くんに事態を聞きました。
バトロワ、今残ってるのは10人くらいらしいです。
ちなみにアキ（秋庭くん）の武器はというと。
缶詰。
「大したダメージは与えられないが美味いと思うよ」と言っております。
缶切り持ってきてからモノを言え。
でもコイツなかなか抜け目ないと思ったのは他の人から奪ったサイレンサー持ってたよ。
えっとぉ〜ちなみにアキはー人なんて殺してないよね？って恐る恐る聞いたら
「あはは、やだなー、多少犯罪に手を染めてなかったら今僕ここにいないっすよ〜」ってケラケラ。
…こいつ確実に誰か殺ってきてる…。
ちなみに今私達はとある廃屋に隠れてます。
アキのせいで関係ない私達も隠れてます。
木集めたいって思うんだけど、今は動かないほうがいいかも。
参加者と間違えられて殺されたら本当に困る。
ホントは禁止エリアに隠れていたいところだけど、アキがいるからなー。ったく面倒なヤツ連れてきたよ高校生二人は。
うそっこ漂流日記 漂流八日目
アキのせいで
廃屋爆破されて殺されかけました。
間一髪だった。
マジあいつ、どっか行け。
うそっこ漂流日記 漂流九日目
午後の放送で生存者が５名になったそうです。
あーあー、なんで関係ないのにこんな変な工場みたいなとこで隠れてなくちゃらないんだろう。
もはや漂流日記じゃなくねぇ？
でも高校生らは工場のベルトコンベア動かしてそれに乗っかって「出荷〜出荷〜」とか言ってまたゲラゲラ笑ってます。
何が面白いんだか。
冬子？なんか奥の部屋で鉛筆削ってます。
どんだけ小説書いてんだオメーは。
とりあえずこのバトロワのリミットまであと２日。
それまでの辛抱だ。ファイト自分！
うそっこ漂流日記 漂流十日目
昨日のことです。
アキが「ちょっと出てくるわ」って一人ででかけました。
しばらくしたら、ぱららららって音が聞こえてきて
帰ってきたアキのＴシャツは真っ赤でした。
でかけて行ったとき、白だった気がするんです。
ねえねえ、これってどういうことだと思います？
私午後の放送怖くて聞けません。
