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- 作者: 新堂冬樹
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2004/03/11
- メディア: 単行本
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冷酷非道な犯人の動機は?目的は?
物語前半はスリリングでハラハラさせられ、ぐいぐい読まされます。
しかし途中から様子がおかしくなってきます。
ナニコレ?ナニお涙ちょうだい?
段々話の流れが「主人公をこんな風にさせた警察が悪い」「世間が悪い」みたいな雰囲気になってきます。
そんな話ならここまで極悪非道にさせる必要性を感じない。あそこまでやってそれだと全然同情できない。
おかーさんはおかーさんで自分を正当化しすぎだし。
ちょっとなんか、がっかりでした。
そこまでひっぱっいてオチは結局それかよ。