オードリーのANN、今日はどうなることかと思いましたが、まさかの漫才二本やるとは驚きました。そして若林の歌まで電波に!!まるで念仏のような一本調子の「ええねん」には深夜に爆笑。オードリーなりの励まし方にすごく力をもらった気がしました。明日からもまた笑える番組たくさん放送してくれることを願います。



さて、地震の日ことを今更ながら振り返ってみることにしますと、普段は比較的近距離(バスで30分程度)の場所で働いているなみっこなのですが、今回はたまたま仕事で有楽町のホールにいました。
ただ、携帯も繋がらなくなったから情報も入ってこなくて、そんな大規模災害とは思っておらず、電車もすぐに動くだろうと、呑気に構えていました。
しかし時間は刻々と過ぎ、19時頃にようやくあれ?まだ動かないぞと焦りだしたあたりでJRが早々に運休を決定。ようやく帰宅難民になるかもしれないことに考えが及びました。なんとか繋がり始めたネットで情報収集し、ホテルや公民館が一時避難所として解放をはじめている情報を入手。仕方ないので無料開放している新橋の「第一ホテル東京」へ行くことにしました。
 
ホテルに到着したのは21時頃でしたが、既にロビーは大混雑状態でした。皆が毛布を持っていることに気づき、近くに居た男性に「これはどこでもらえますか?」と聞くと、男性が「そこでもらって…あ、良かったらこれどうぞ」とそれをくれたのです!なっ…ほ、惚れてまうやろー!そして2階、3階までうろうろし、穴場のラウンジを発見。しかもイスが空いている!そこで朝まで過ごしました。ホテルの人は、場所を作ってくれたり、水やお湯をくれたり、トイレットペーパーなどがきれてないか確認してくれたり、電車の運行状況をコピーしてくれたり、電源を貸してくれたりとても親切でした。実はホテルの毛布が足りず、それでもないよりは良いだろうとテーブルクロスまで貸し出してくれたのです。それはきっと洗わなければ使えないでしょうに。本当にホテルの方の優しさは泣きそうになりました。
また、避難していた方も、携帯の使い方のわからないおじいちゃんの手伝いをしてあげたり、自分も充電がないのにギャルが充電器を周りの人に貸してあげたり、新しい情報が入った人が周りの人に教えてあげたり、さっきの毛布くれた人もそうだし、とにかく皆助けあっていて、人の温かさも感じました。
 
今回ツイッターがデマも多いが情報も早かったので、ちょいと勉強しようと思いますた…。あと電車の状況は後輩が教えてもらった「ジョルダンライブ」が1番便利だった。今後是非ご利用ください。
 
 
多分、私のホテルは比較的親切だったと思いますが、それでもすごいストレスでした。知らない人と同じ場所で長時間過ごすこと、自分だけの空間がないこと、途中精神的なものからか具合が悪くなったのですが、トイレは長蛇の列の上、長時間の占領はできません。もちろんぐっすり眠れない。テレビで避難所の映像を見たことはありますが、想像以上のきつさです。こんなレベルで知った口を利くなと言われそうですが、これは経験してみないとわからない辛さでした。
たった1日でこれだけきついのに、これがしばらく続く、しかもライフラインがない状況のきつさなど計り知れません…。
 
私にできることはこれぐらいしかなさそうだったので、昨日、サンドウィッチマンの東北魂義援金に協力してきました。少しのお金だけど、何かの役になればいいと思います。
どうか早く余震がおさまって、諸々が復旧し、普通の明日が来ますように!