体験料理教室

友人に誘われ、料理教室の体験へ行ってきた。


18時に仕事終わって15分過ぎた頃友人から
「駅についたよ〜」という電話がかかってきたので、
「ところで今日って19時だよね?」と聞いたら「18時半だよ」と言われる。


この時点で遅刻確定。


更にエプロンを持っていかなくちゃいけないのだが、
調理実習以来使ってないので、買ってから行かなきゃいけない。

なみっこは走った。なみっこの頭は、からっぽだ。何一つ考えていない。ただ、わけのわからぬ大きな力にひきずられて走った。走れメロスな状態で走った。
そして借り物競争の如く店に入るやいなやエプロンをむんずと掴みレジへ。
そこに電話がなったが会計中なので出れず、折り返したら友人だった。


友人「エプロン貸してくれるらしいよ」
なみ「今買っちゃったよ…」


そこで電話を切って料理教室へ向かう。
電話の向こうで「友達エプロンもう買っちゃったそうです」「え!?買っちゃったの!?」という会話が繰り広げられ、その「買っちゃったの!?」の声がでかくて他の生徒さんに聞こえたことをなみっこはしるよしもなかった。


そしてぜーはー言いながら教室へ到着。
5分遅刻くらいで間に合った!!
そして買ったばかりのエプロンを着ながら皆さんに合流し、料理の説明を聞いていた。


すると5分後。ゆったりと料理教室に入ってくる女性がひとり。


「遅れてごめんなさぁーい」


え、私あんな必死で来たのにこんなゆるい感じで更に遅れてくるなんて……っ!
そんなに焦る必要はなかったらしい。





試食編へつづく