ちょっと多忙にしておりました。過去に遡って日記書きましたので良かったら。


そいでもって今更先週分のオードリーのANN、密室空間で2人きりになった話が面白かったので書き起こしてみました。長くなったのでしろくまのくだりなどは泣く泣くカットしたものの長くなった。興味ある人だけどうぞ。


オードリーのANN 2人きりの密室空間の話。

若林 あのーちょっと今週ですね、オードリーに大事件が起こりまして。
春日 おこりました?
若林 おこったじゃないですか春日さん!僕の車に春日さんと2人きりで乗らなきゃいけなくなったわけですよ。
春日 あー、ございましたな。
若林 大事件ですよ。
春日 大事件?
若林 ええ!よく、空き時間にオードリーの2人でご飯食べに行くんですか?とか(聞かれますけど)行くわけないじゃないですか!そんなわけないじゃないですか。
春日 何人かでってのはあるけど、2人きりでってのは、まあないね。

どうやら2人きりなのは2年ぶりらしい。

若林 それで変に仲いいと思われてるでしょ俺ら。
春日 まあそうだね。
若林 俺ね、たまに手紙をいただくんですけど、手紙にですね、春日さんのいろんな雑誌の切り抜きがべたべたに貼ってあるのがあるんですよ。
春日 …どういうことなのそれは。
若林 だから、俺が春日のことを好きだから、春日のことをいっぱい貼ってあげたってことなんでしょう。
春日 (笑)
若林 俺は本当に春日さんのルックスはだいっっ嫌いなんです!
春日 いいねきみ!いいね!
若林 いいって言われても困るんですけど。こう…言えば言うほど実は、みたいに見られるんすけど、もうほんと、ビタ一文ないですよそんなもんは!ボケナス!
春日 そらそうだわね。
若林 確かに仲は悪くないです。でもそれは距離感を熟知し倒したから。俺と春日さんは。
春日 別に今更何かで腹立つこともないし。兄弟みたいなね。ちょっと違うけど。
若林 …いろんな春日さんがね、貼ってあるわけですよ。笑顔の春日さん、鬼瓦している春日さん、目を細めて遠い目をしている春日さん…
どの春日さんも、僕は嫌いなの。
春日 (笑)そういう手紙を逆に春日も送られても困りますからね。
若林 これ誤解して欲しくないのは、それは全然苦じゃないし、楽だし嫌じゃないですよ、春日さん。これで春日さんが「今後のオードリーどうする?」みたいに言ってきたら…(笑)
春日 まあないね。

若林 流れ的には浜松町で仕事がありまして。久しぶりにライブがありまして漫才をやることになってて。そこまで3時間、時間があくと。で、漫才の稽古をするために稽古場にちょっと寄ろうということになったと。でもうちの事務所の人は事務所へ帰る。春日さんがタクシーで行く。僕も自分の車で行く。もしくは春日さんが乗るか。で、春日さん、ケチ。だからちょっとこう…「春日はどうする?若林の車乗ってく?」みたいな会話になってるんすよ。やばいやばいやばい!!と思って。春日断って!春日断って!と思ったら、春日が「う〜ん、そうですね、それが合理的ですね」つって。「乗んのかーい!」と思って。…春日のケチをあんなに憎んだ時は無いね。
春日 だってお金かけずにいけるわけなんだからその手段がベストでしょう。あなただって行くわけだから。
若林 僕は離れた駐車場まで車取りに行って…「どうしよう、春日助手席乗るよ…」と思って。変に助手席のホコリを払っちゃったり。
春日 かわいいとこあるじゃないか。
若林 で、車を持ってきました。そしたら春日さんがですね、路上の横断歩道の角で、松葉杖をついて俺の到着を待って…1回よぎりました、スルーしようかなと。
春日 いやいや、そういうのいらないから。
若林 でもバックミラーに、松葉杖で必死に追っかけてくる春日さん見たくないと。そんなプライベートでオンにしたくないと。で、あんたさぁ、そらお金使わないで浜松町から渋谷間移動できるんだから、無言で、当たり前のように乗ってきて…、あれ「失礼します」がないとだめでしょ。
春日 別にいいでしょそこらへんは。同じところに行くんだから、ちょっと重量が重くなるだけでしょ。
若林 いや参っちゃったよ。で、俺はね、駐車場から春日さん乗っけるまで、2分弱ですか。何の会話しようと思って。浜松町〜渋谷、30分かな?もうメジャーリーグの話するしかないな?と思って。
春日 (笑)なんでアメフトチョイスしないんだよ。
若林 で、春日さん乗りまして。乗るときも俺の車にがちゃがちゃがちゃがちゃ松葉杖当てやがって。俺も言えないんすよ、「あんま当てんな」って。これから30分の密室が待ってますから。空気も悪くできないし。松葉杖をね、春日さんが助手席の足置くとこに斜めにするもんですから俺の左肩ぐらいまで松葉杖がぐいーんて出てきてるんすよ。気ぃ遣えないなあ、成長してないなあと思って。
春日 しょうがないでしょ、そんなのは。
若林 で、運転しはじめてちょっと臭いんですよ。車内。何でかなとおもったらエアコンの風向きが足元から上がってくるやつなんですよ。春日さんのギブスがくさかったんすよー。
春日 失礼なこと言うなよ!
若林 でもこれはあと20分…25分、車乗るわけですから。これで空気悪くしちゃいけない。空気は悪いんですよ?でも。
春日 待て待て待て、待ちたまえ。それ別に言ってもいいだろ、
若林 いやいや、春日さん!「かぁすがぁ、ギプスくさいよぉ〜」とは言えないじゃないですか!
春日 言いなさいよ!くさいわあと思われてるよりも。
若林 心の中では思ってました。「くっせぇ、コイツ」って。で、春日さん、車乗り始めて5分間、無言。あんな重苦しい空気なかったわ。空気が重かったー。
春日 臭いし。
若林 臭いし。空気は悪いんですよ、春日さん。ねづっちさんじゃないですけど。整っちゃったと思って。どちらも空気が悪いです、あー整っちゃったと思って!
春日 結構余裕あんじゃん(笑)
若林 で。俺思ったんすけど、僕の車に初めて乗るわけですよ。同級生がはじめて車を持ったんですよ。したら、車の感想っていうのあるでしょう。
春日 えーそう?
若林 ノーリアクションでしたもんね。車の話で埋めろや!と思って。何こいつ平然とした顔で浜松町のビル群見てんだよと思って。
春日 わざわざ言うことはないでしょ別に。
若林 それ言わないとだめよ絶対。「若ちゃんこれ…
春日 若ちゃんて呼んだことねえよ。
若林 「若ちゃんこれイスどうやって動くの?」とか!言わなきゃだめだよ!
春日 えー興味ないもの、そんなにだって。
若林 そいで俺はこの沈黙をどうしようかと思って。思いついたんです。今日はライブだと。漫才の稽古をすればいい。で春日さん、稽古しよう、時間の短縮になるからって。で、稽古始まりました。でも時間埋めなきゃいけないですから。あんなに早いテンポで稽古できない。ゆっくりめに引き伸ばして引き伸ばして。おぎやはぎさんのようなテンポで稽古して。
春日 それは思ったよね。なんで遅いんだろうな、と。敢えて言わなかったけども。
若林 で、2回稽古したんですよ。したら結構春日さんもアドリブ入るし、これ稽古する必要がない感じになっちゃってる!やばい!もっと春日未完成な感じ出せや!と思って。でもまだ赤羽橋ですよ。混んでんのよ車が。でも思ったらその…毎日会うじゃないですか。で、休みの日もネタ作りやアンケートや、会いますわ。ほとんど年間。で、ふとね、1年ちょい前くらいから今後こうしていこうとか、こうしたいとか、そういう話を全くしないで仕事仕事になっちゃってる。ここいらで、神様がお前らちょっとオードリーについて話せよ、ということなのかなという回路に変わったんです、僕は。
春日 なるほど。
若林 だから勇気を持って、初めてですよ。中2から一緒ですけど。春日に初めて「最近どう?」って聞きました。
春日 (笑)いやー驚いたね。
若林 (笑)驚いた?
春日 うん。「最近どう?」は驚いたよ。毎日顔合わせてる相手から。
若林 「最近どう?」のあとの無言ったらなかったね。
春日 あれは重かったよ。
若林 「最近どう?」って聞いたら春日さんが普段の俺みたいな無表情な顔になってんですよ。
春日 びっくりしたから。
若林 俺ほんとに間が怖くなっちゃって。「最近どう?」の直後に「楽しい?」って急いで付け足しちゃって。そしたら春日さんが顎に手を当ててう〜ん、って考えこんでるんすよ。これはちょっと?久々に?オードリー間で?真面目な話になりますか。いやいや、今はこうだけど、こうしてかなきゃいけない、漫才をこう、ぐっとやんなきゃいけない、って春日さん言うかと思ったら。
春日さんが顎に手を当てて「う〜ん…死にたい」っつったんですよ。
春日 (笑)
若林 「楽しい?」という俺の質問に、「死にたい」!で、俺続けざまに「え、じゃあ今殺しますよ?」って言ったら春日さんが「キャアアアーーー」って(笑)
春日
 (笑)いやもう耐えられなかったから春日も。そういう風に持っていくしかなかったわけですよ。
若林 どっちも笑わなかったな。「キャー」のあと。
春日 そのあとまた無言。
若林 そのあと六本木から渋谷まで無言。ずーーと無言。稽古場付く頃には稽古3回やっちゃったから、あ…でも着く直前に無駄にあと2回くらい稽古して、稽古も完全に事足りちゃって。稽古場で下ろしてそのままで別れて。

若林 で、その2日後に。南海キャンディーズの山里さんと次の現場が一緒で、山里さんと2人きりで車乗ることになったんですよ。それも30分くらい。春日さんと2人のねえ…18倍くらい盛り上がりましたね。キャッキャキャッキャして。山里さん絡みやすいわー。全然いいニオイした。

こういうのってコンビならではって感じだよな。ダウンタウンが2人でトイレ一緒になった話とかもなんか好きだ。春日は割とどーんとしてるのに、若林が1人でどうしようどうしようってわちゃわちゃしてるのが目に浮かんできてなんか面白かったですw